

PARFUM SATORI
-パルファンサトリ-
「深呼吸したくなる香水」
お客様からいただいた貴重なお言葉です。パルファンサトリのコレクションは、日本の湿度や気候になじむ“軽やかさ”を大切にしています。香りには調香師自身が備えている植物の知識に、華道、茶道、香道からのインスピレーションが取り入れられ、材料の多くは香水の聖地・南フランスのグラースの歴史ある香料会社から直輸入しています。
記憶に寄り添う香りを求めて
人間の五感の1つ「嗅覚」は、ダイレクトに脳に届くと言われています。「香り」には記憶をとどめ、呼び覚ます力があります。パルファンサトリの香りが皆様の暮らしと一緒にあれたら、と願っています。コレクションを開始した20年前は、香水は「自分を演出するため」のものであり、男性用、女性用がありました。しかし最近では「自分のための香水」へと使い方が変化しているようです。パルファンサトリは、コレクションを開始した当初から、洗い立てのシーツにくるまれた時、さやさやとした風の気配を感じたい時など、香りがイメージする情景と、使う方のシーンを思いながらラインアップを広げてきました。花、樹木、果実、風、水、光......。自然の恩恵を調和させて美しさを引き出し、織りなし、持続させ、拡散させる計算。そんな「調香」の技によって生まれたフレグランスが、使う方の暮らしのリズムを整えたり、安らぎの時間をもたらしたり、勇気づけられるきっかけになれば、と“記憶に寄り添う香り”を求め20のコレクションを生み出しました。今では広く欧米やアジアの方にもご愛用いただいております。
原点は“自然の美への興味”
調香師 大沢さとり/フランス調香師協会会員
1998年、日本にて元スイス・フィルメニッヒ社・主任調香師、丸山賢次氏に師事。2000年にサロン開設、2003年に「パルファンサトリ」のブランドでコレクションの発表を開始。2009年から採用されたライトアップショッピングクラブでは10年を超えるロングセラーとなっている。欧州でも販売を開始し、英国フィナンシャルタイムなど現地メディアでも取り上げられるようになり、2018年には世界の香水愛好家のバイブル「THE PERFUMES GUIDE」(ルカ・トゥリン等著)に日本の独立系ブランドで初めて掲載される。中でも“ハナヒラク”はNew Accord TOP10に選出された。2019年、日本の独立系調香師として初めてフランスの国際香水博物館(グラース)に香水が収蔵された。2020年、「HOTEL THE MITSUI KYOTO」(京都市中京区)、「ザ・ペニンシュラ東京」(東京都中央区)のルームアメニティの調香師として起用された。
